知布泊港(日の出港)で鮭釣り前半
姉です。
待ちに待った9月の3連休。
年1のイベントである鮭釣りに9/16〜19に掛けて、弟①と共に実家へ出掛けました。
ちょうど台風が18日の朝にかけて上陸する予定だったので、実質釣りになるのは16日と17日。19日のお昼には帰る予定なので海況によっては19日の朝まずめも出来るかな。
目標は2人合わせて10本だね!と、夢と希望を膨らませ、約6時間の道のりを経て、期待感でパンパンに膨れ上がった私達はam4時頃、実家の目と鼻の先である「知布泊港(日の出港)」に到着しました。
現場は既に満員御礼、今年から更に駐車スペースが厳しく区分けされており、道内様々なナンバーの車が所狭しと集まっています。
そんな光景を横目に、私達は例年通り空いているいつもの場所から釣りを始めることにしました。
港内一面にケミホタルが光っています。
今年は去年よりも不漁であるとネットニュースに載っていましたが、“どうだろう?釣れるかな。いや〜釣れちゃうかも!地元だしな!あんなに道具も用意したしな!”と期待感で膨れ上がった私達は謎の自信に満ち溢れながら、我先にとキャストします。
私はフカセ、弟①はウキルアーです。
↑用意したルアー
あれ?釣れないぞ?
跳ねもあるので、魚は居るな〜とは感じますが、時合いが来る感じがない。
7時頃まで頑張ってみましたが、周りもあまり釣れている様子は無く、家が近過ぎるせいでしょうか、、早々に諦め帰宅しました。
聞くところによると、この日の朝まずめは全体で8本くらいだそうです。
今釣れなくてもね、夕方釣れれば良いし、言うなれば明日もあるしさ!
しかし、意に反しこの朝まずめを皮切りに、試行錯誤するもこの日の夕方、また、明日の朝もボウズだったのでした。
昨年もそうでしたが、港全体で釣れるというより、釣れる場所が限定されており、やっぱりそこは場所取りがしてあって入れない!
↑今年の良く釣れて居る場所
混み合った場所での釣りはあずましくない。
でも空いてる場所を探して日の出以外の場所に行くのは面倒だ。
そんな己の我儘に身を震わせながら、時に悩み、時に母が出してくれる手料理を胃が爆発する寸前まで食べてプクプクと肥える私達。
明日からは台風が来る。夕方釣れなければ今年は1匹も釣れないかもしれない。
そして転機が訪れた9/17夕まずめ。
おじさま「どう、釣れたかい?」
半ばヤケクソになりながらも、いつもの場所でウキフカセをしていたところ、その雰囲気を察してか、1人のおじさまが私達に声を掛けてくださりました。
人見知りである私よりも、群を抜く人見知りである弟①はこの時スッと存在感を消します。
姉「いや、全然釣れなくて困ってるんですよ〜今日の釣果はどうでしたか?」
お「今日船釣りは調子良かったよ〜!!でも今年は釣れないな!全員ボウズで帰って来る時も沢山あったんだよ。」
姉「日によってマチマチなんですね。今年は去年よりも不漁って聞きますもんね。」
お「ここの港が何でこんなに鮭が釣れてるか知ってる?他の港と違って特別なんだよ!港の角に真水を出しているところがあって、そこで稚魚を放流してるんだ。だからこんなに鮭が港に入ってくる。」
姉(´-`).。o(ふむふむ)
お「でも、今年と来年の鮭が稚魚だった時に海水温が高くてね、殆ど死んじゃったみたい。だから今年は不漁だし、来年もそうだと思うよ!」
お「因みに今ウキ下はどれくらいでやってる?」
姉「1mくらいです。」
お「短いなあ!ここの港は水深3m以上あってね、今ぐらいの潮(夕まずめ)だったら2mから2m50でもいいよ!底の方を銀ピカが走ってるよ!」
姉「そうなんだ!さっそく棚を変えてみます!ありがとうございます!!」
お「まあ、がんばれ!」
親切なおじさまはニカッ笑い去って行きました。
めちゃ良い人やん。。。
おじさまが去った後、存在感を取り戻した弟①と早々に棚を2m弱に変え、再度フカセで挑むことにしました。
因みにタコベは市販のもの、ウキは姉がカラフトマスを釣ろうと足繁く河口に通っていた時に声を掛けてくださった、おじさまから貰った少し重くなっているウキです。
食い付いた時に、ウキの浮力を感じるとぺッと吐きだして食い込んでくれないらしい。
魚が釣れず自暴自棄になっている弟①を宥めすかし、教えてもらった通りの棚で待つこと15分後…全く魚信が無かったのが何度かアタリがあり
ついに、、、ついに、、、、、
、、、、、、
おじさま方の愛にまみれた1匹を釣り上げました!!!(弟①が)
ドーンッ!
後半へ続く