週末は海へ赴き徳を積む
実家の目の前が漁港、徒歩2分で海という恵まれた立地に生を受けながらも、恵まれ過ぎた結果全く興味のなかった釣り。
自分で釣った魚が食べてみたい!!!と急に思い立ち海に出掛けるようになった釣り歴1ヶ月弱の有益な情報なんてない、私のただただへっぽこ釣行記です。
2016年5月20日 金曜日
弟①の仕事が終わったと同時に向かったのは、ここ数週間サクラマスを釣ろうと通い続けている幌武意漁港。
5月のはじめから通い続けている幌武意漁港は、行く度に釣り人が増え、私と弟が比較的空いていると考えている金曜日の夜すら0時前に到着しても一等地には先約がいます。
たぶん、白線のよう漁師さんの網が入っているので回遊してきたサクラマスが溜まり、赤丸の一等地だと、やすやすと釣れるのでしょう。
石浜の方でも釣れるみたいなのですが、朝まずめでは一等地しか上がっているのを見掛けません。
今日こそは、そんな事情を加味し一等地で釣りをすべく胸を躍らせ江別から急いで幌武意に向かいました。
現地に到着したのは23時頃。
焦る気持ちを抑えきれず小走りで一等地に向かうと、もうすでに場所取りのタモが。
みんな早すぎるよ〜!!
しかも、一等地どころか、テトラポットほぼ全てに場所取りの竿やタモが置かれ私たちの入る場所などありません。
ガクッと肩を落とす弟①。
しかし私たちはこんな事ではめげません。
折角ここまで来たのだ、一等地がだめなら、今回は岬の方まで行ってみよう!ここからサクラマスは回遊してテトラの方に入ってきているはずだと!!
とてつもない閃きに震えながら、朝まずめに向けて仮眠を取り、3時に出発することにしました。
まだ暗い中出発し
ようやく明るくなりはじめたころ
こんなところを登り。。
こんなところを降り。。。
積丹の綺麗な海と魚を捕食するイルカの群れ、たくさんのガヤを見ながらお気に入りのルアーを岩に叩きつけて割るアクティビティを楽しみました。
疲れた大人の心を癒す良いリフレッシュとなりました。
2016年5月22日 日曜日
眠気と釣れない苛立ちを抱えながら幌武意から帰宅した弟①と私が作戦会議を行った結果、釣り人が多く訪れているような場所ではなく、釣果の知らせがないところに行くことにしました。
1回積丹はお休みにしよう。
人で混み合っているところではなく、人気まばらでのびのび出来るところにしよう。
もう、隣の人が釣れて自分たちが釣れない苦行は味わいたくない。
グーグルの航空写真を見ながら、ワンドになっていて川が流れ、、とネットで読んだ情報とほぼ勘を頼りに決めたのは石狩の隅。
北上する事に決めたのです。
早朝2時半に江別を出発し、濃昼、浜益を通り過ぎ竿を振り始めたのが4時半過ぎ。
まずは石浜で試してみますが、特に何のアタリもなく私は遠投出来ないので、川を挟んだ対岸のテトラの上からサクラマスを狙うことにしました。
途中、すぐそばに住んでいらっしゃるというおじぃちゃんに話を聞きますが、まだ早いんじゃないかとのこと。
おじいちゃん、早起きだね。
テトラに移動し、なんとなーく潮が動いてそうなところにキャストします。
1投目、、、釣れると良いなあ
2投目、、、こんなに釣れないなんて、釣りに行くのやめよーかなあ
3投目、、、キャストも全然上手くならないし
4投目、、、サクラマス今年は釣れ…コツッ コツッ
何か、石に当たったかも?
5投目、、、このルアーお気に入りだから気をつけなくち、、グンッッ
やだー根掛かり?!もうルアー無くしたくないよーー、でも何かリール強引にいけば結構巻けるなあ。
柔らかい海藻か何かなのかな、、、えっ魚だ!!!!!
しかもちょっと大きい?!!!
その後は無我夢中、紆余曲折を経て気づけば竿は折れ、糸を自力で手繰り寄せ魚を手づかみで捕まえている私がいました。
弟①、タモ持ってきてーーー!!!
アメマスでした。
弟①も釣りました。
どうやら、ここはアメマスの森のようです。
サクラマスではなかったものの、釣れない日々が続いていた私たちには本当に本当に嬉しい釣果です。
魚って本当にルアーで釣れるんだ!
釣りの神さま!もうやめようかなーなんて言いません!!
キャストも、もっともっと練習して楽しい釣りが出来るように頑張る!
初心者あるあるで、魚が掛かったのを根掛かりだと勘違いし、勢い余って竿を折ってしまったのは置いておいて、嬉し楽しい気分で帰路に着いたのでした。
来週はどこへ行こうかな?
竿、どうしようかな…